毛小皮の細胞膜複合体(CMC)を 透過型電子顕微鏡(TEM)で撮影しました
毛小皮の細胞膜複合体(CMC)を透過型電子顕微鏡(TEM)で撮影しました
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染毛の毛小皮
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非染毛の毛小皮
非染毛の毛小皮に存在する細胞膜複合体(CMC)が染毛の毛小皮にはまったく存在していないことが明確に分かると思います。
オーツーパーマの毛髪診断の手順
1)非染毛・染毛の判定・・・・・ | 細胞膜複合体の有無でパーマ1剤の浸透に差が生じます |
2)乾燥毛か非乾燥毛の判定・・・ | 毛小皮が開いているか、閉じているかの判定です |
3)毛髪の硬さの判定・・・・・・ | 毛小皮の重なりを判定します |
パーマの1剤は、毛髪に浸透して初めてパーマの化学反応が進行します。
パーマの1剤の毛髪への浸透は、毛小皮の状態によって左右されます。
毛小皮の重なりが厚く、パーマの1剤が毛皮質に浸透するのに時間がかかれば、パーマがかかるのも時間がかかります。
毛小皮の重なりが少なく、もしくは毛髪のダメージが著しければ、パーマの1剤の浸透に時間はかかりません。そのときはパーマは早くかかります。
毛質診断は毛髪の最適のプロセッシングタイム(リアルタイム)の判定法なのです。